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18-1.<< 8/21(木) ハーレムを散策ののちスキポール空港へ >>
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昨夜は、ホテル前の路上で、数人の若者(男女)が一晩中(明け方5時半過ぎまで)騒いでいた。
たいした体力だ。こちらの起床時間6時には、さすが静かになっていた。
朝食を十分に食べて、一休み。8時をだいぶ過ぎた。もう用意ができたので、ホテルを出る。
アムステルダム行きの列車はたくさんある。ちょうど「9時発のIC」があった。
Amsterdam Central では、まず手荷物預かり所へ行った。
コインロッカーしかない。かつ、支払いはクレジット・カードでのみ。
係員にやり方を教えてもらい、預けて、ハーレムへ向かうことにする。
ハーレムのような小さな町へ行くときには「どこ行き」に乗ればよいのか、
駅の時刻表で捜すのは(視力の衰えた小生のような年寄りにはことに)煩わしい。
駅のインフォメイションで聞くのが手っ取り早い。さっと応答してくれた。
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ハーレムは落ち着いた町だが、若干、観光地風になっていた。
教会、市役所前の広場へゆくと、魚やの屋台があった。
店のオジさん、オランダ語しか理解しない。
ハーリングをくれと言ったら、マスをパンに挟んでよこした。
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こちらの言い方が少しまずかったのか?
マスは隣にいた兄ちゃんが(親切にも)買ってくれた。
オヤジさんに、要求をやっとわかってもらえた。
そしたら、それからニシンの一匹をさばいて、
小骨もスプーンのようなものでこそげ、
(例によって)シッポでつながった2枚を(重ねて)
パンに挟んでくれた。
これを跳ね橋脇のベンチで、
缶ビールを飲みながら食べたのだが、
これは味も鮮度も抜群。
オランダで「一番おいしいもの」はハーリングだ。
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Aus: HAARLEM
Centrum met toeristische informatie,
D&D DTP/Vormgebing
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駅の脇の観光案内所でハーレムの地図をもらおうとするが、
オバさん、市街地図を開いて、説明をし始めた。
こちらは、あと8分後に出る列車でアムステルダムへ帰る。
話半分に聞いて、地図を早くもらおうとするも、オバさんはそれを離さない。
ひと通りの説明をし終えてから、おもむろに「2ユーロ」と言う。
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アムステルダム中央駅前から、運河 (Openhaven) 越しに、聖ニコラス教会
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アムステルダム中央駅に戻り、構内のインフォメイションで、空港行きの列車のことを聞く。
「番線は14a、空港行きはどれも14a」
ホームに上がってみると、14の a と b に別々に列車が入っている。
「a」に停車中の電車がスキポール空港経由であることを確かめ、乗り込む。
チェックインカウンタの場所がどこかわからない。
ちょうど、名札をぶらさげた体格のよいオバさんが来た。聞くと
「ホールはたくさんある、どこの航空か?」
「◯◯だ」
「それならDeparture (Terminal) 3」
まだ離陸までには、かなりの時間がある。
かのマーストリヒトの白ワインを嗜みながら、時間をつぶした。
1時間おきぐらいにチビチビと飲んで、けっきょく、空にしてしまった。
じつにいい味。外には出していないというから、このいっぺんこっきりなのが、まことに残念。
空港の免税店。アルコール類の売り場がふたつあったが、どちらも、オランダのワインは置いていない、とのこと。
何てことだ! ワインを買うのは止めにして、ゴーダチーズにした。
待合室で待っている間、外はしばらく振りの青空。窓からの西日がまぶしい。
これほどの日差しは、旅行中、リュクサンブールで一度 (?) あったきり。
旅行中は(ビールは)缶にばかりこだわっていた。
日本に戻ってから、たまたま、田舎の酒屋スーパーで、
各種類のベルギービール (350cc) の瓶が並んでいるのを目にした。
度数は6%から11%まで種々。数種類を購入して、味見をした。
ビールとは思われないほど味が濃く、なかなかのもの。 |
(了)
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