'08年・ベネルクス回遊 >>
14-1.<< 8/17(日) ブリュッセルの町巡り >>
ホテルでは、昨夜、夜半過ぎに何組もの宿泊客が帰ってきた。

朝食は7時半からなので、7時半から8時過ぎまで、ゆっくり食事をしたが、

その間、他にはだれも食べに来なかった。

こちらが外出する9時ごろには、何組かが食べていた。


朝のグランパラスへ行ってみた。すでにかなり人が出ている。

歩くのに難儀した昨日ほどではないが。

家内の求めに応じて、小便小僧の像の方向へ向かう。
アジア系の観光客が目立つ。西洋の人と比べると

(日曜日にも拘らず)早起きなのか

(ひとのことは言えない、自分たちもそうだ)。

しかし、その人込みに辟易し、(小便小僧は)素通りした。

道をそのまま南下する。

シャペル駅の右手のガードをくぐり抜け、斜めに(南東へ)、

最高裁を目指したが、方向が怪しくなる。

犬を連れて散歩中の地元の兄ちゃんに尋ねて、軌道修正。

しかし至ったところは最高裁の裏側で、

表側へ回る道が分からない。

通りがかったオバさんに聞くと、

抜け道のような細い道を先導して、案内してくれた。

やっと大通りに面した最高裁の表側とおぼしきところに

出たのだが、

まだ相変わらず自分の居場所が判然としない。

ce plan est cité de:
<<Bruxelles, ma découverte>>,
Atelier Perspective, Brussels
もういちど、恰幅のよいおじさんに、

サブロン教会 (Église Notre-Dame du Sablon) の方向を尋ねてみた。

と、こちらが想像していた方向とまるで逆の方向を指す。

合点がいかないので念を押すが、悪い顔をせず、小生の考えを訂正してくれる。

試しに言われた通り歩いてみた。疑って悪かった、教えてくれた通りだった。

こちとらの完璧な勘違い。

トラムの軌道が見えた。これを頼りにすれば、あとは大丈夫。
〜〜〜〜
サブロン教会前の広場 (Place du Grand Sabon) から王立美術館の方向へ向かっていると、

横二輪の車(名前は忘れた)に立ち乗りの「移動インフォメイション」の兄ちゃんがいる。

トイレの場所を聞く。

「そこの角を左に曲がり、そしてまた左へ、何とかという建物の中」と言う。
言われたとおり歩いてみるが、

WCのマークは皆目見当たらない。

少し先まで行ってから、また戻り、

教えられた場所はこのあたりのはずだが、

と眺めていると、

目立たない「映画アート何とか」という入口がある。

試しにドアを開けて入ってみる。

チケット売り場の手前の

右側に、小さなWCのマーク。

これでは一般人には分かるわけがない。

広大なブリュッセル公園 (Parc de Bruxelles) には、

ビン、缶が散乱し、

食べ物の残り、捨てた袋も、あたりに散らばっている。

更に北へ向かった。

植物園 (Jardin Botanique) に至った。

入ってみた。

de: GEOPLAN cartografie, 5/2008
辺りには高層建築。植物園がビルの狭間になってしまっている。

中の道はくねっている。歩いているひとはまばら。閑散としている。

ロジエ広場 (Place Rogier) からアドルフ・マックス通り (Boulevard Adolphe Max) を南へ下る。

王立モネ劇場を過ぎ、二つ目の(北西から南東へ向かっている)通り Rue Grétry

Rue des Boucher を南東へ抜ける。

せまい小路の両側にレストラン。ひとで溢れ、客の呼び込みも目立つ。

サン・ミシェル大聖堂 (Cathédrale St-Michel) をちらっと眺めてから、

連れ合いの買い物(チョコやビスケ)に付き合う。

その前に、ワッフルを買った。屋台のオバアチャン、きのう来たことをちゃんと覚えていた。

スーパーが、日曜日なのに、開いている。魚の薫製らしきものが並んでいた。

きのう尋ねた兄ちゃんを見かけ、声を掛けた。

「料理する(煮たり焼いたりする)必要があるのかどうか?」

「調理しなくとも、そのまま食べれる」とのこと。

マスの切り身 (Filet de truite) を薫製にしたものだった。白身で小さめ。味はよい。
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