|
|
13-1.<< 8/16(土) グラン・プラス >>
|
|
朝9時前、ルクセンブルク始発 (9:24) のインタシティ (IC 2132) は
すでに1番線に入っていた。たったの4両。幹線を走るICにしては短い!
定時に出発したが、「車両に問題が生じた」とかで、次の駅 Arlon で乗客全部が、
ホームの反対側の番線に停まっていた(待っていた)別のインターシティ
(おそらく列車番号は同じはず、他にリュッセル行きのICはない)に乗り換えた。
この列車は編成が長い。
車中3時間。ほぼ定時にブリュッセル・ソントラル(セントラル)着。
ホテルは駅からすぐ。じきに見つかる。
古い邸を改装したホテルで、われわれの部屋は地べた。
中庭を横切って入り、左手、なかはだいぶ広い。
寝室のほかに、石段(5、6段)を降りた半地下に居間があり、
ソファーとテーブルが置いてある。居間の左手のドアを開けると、
中はバスとトイレと洗面台、といった配置になっていた。
散歩に出かけた。広場に出る。人でごった返している。
ここをグランプラスと勘違いしてしまった(じつはスペイン広場だった)ため、
ガルリー(ギャラリー:Galeries Saint-Hubert)を歩いたりしたのだが、
居場所が判然としない。北西への通りを辿ってみる。
土地の人を見つけ、大手のスーパーの場所を教えてもらった。
その前まで来ると、左の方から歓声が聞こえる。物見高い小生はさっそく見に行く。
と、大きな建物の入り口の石段に、何かのストライキの一団がシュプレヒコールをやっている。
通りかかったおばあさんに建物の名前を聞く。
「これは Bourse(証券取引所)、向こうに見えるのが St-Nicolas、
その先が Grand Place で、フラゥワーの何とかをやっている」という話。
いまにしてやっと自分の居場所がわかった。
さっそくグラン・プラスへ。たいへんな広場だ。
回りの建物は、まさしく豪華絢爛。見事なものだ。広場の中央に、ひろびろと、花の絨毯。
連れが言うには「2年に一度のフラゥワー・ショウ」とのこと。
何か楽隊(教会の?)を交えた行列が行進を始める。
年配のおじさんが小便小僧を手押し車に載せ、ポンプで左右に水を掛けまくっている。
帰る途中、ワッフルを焼いている屋台があった。
おばあちゃんが焼き、孫が会計をしている。ひとつもらう。
|
|
ce plan-ci est cité de:Baedekers Reiseführer, Benelux, 1988
|
|
|
〜〜〜〜
|
|
|
|
|