'08年・ベネルクス回遊 >>
10-1.<< 8/13(水) リエージュの城砦>>
ここのホテルの朝食は品数はそう多くはないが、味は上等。ハム、チーズ、コーヒィも悪くない。

まず、旧市街を目指し、北へ向かった。

公園の右脇を通り、サン・ジャック教会 (Église Saint-Jacques) を過ぎて北東へ少し。

サン・ポール大聖堂 (Cathérale Saint-Paul) の手前の総菜やで

ソシソン・セック(乾燥ソーセージ)、ワッフル、ベーコン入りのタルトを購入。

プランス・エヴェック宮殿(Palais des Princes-Évéques) 前の広場を右(東)へ横切り、

一本奥の道に入り(おそらく rue Hors-Chêteau)、

そこに道路工事の人たちがいたので、城砦(Citadelle)へ登る石段の場所を聞く。
150メートル先を左へ」

ということだった。

石段の数はかなりのもの。

途中で休憩を入れ、登りつめた。

上には城壁(残骸に近い)が残っていて、

その上部(半ば崩れた城壁の内側)に

大きな病院があった。

病院内に入り、

手洗いを使わせてもらう。

おおよその見当をつけて、

南西の方向への車道を下る。

de: Plan de Liège - Première ville touristique de Wallonie,
OFFICE DU TOURISME de LIÈGE
途中で生け垣の手入れをしているオジさんに通りの名前を聞く。

rue Montagne Sainte-Walburge とのこと。予定通りのコース。

下ってパレ駅 (gare du Palais) の脇を掠めて、町の中へ。通りをジグザグにぶらつく。 

途中、ニシンとトマトのサラダを見つける。

ホテルの手前で、10%のビールを見つけ、試しに購入。
〜〜〜〜
宿に戻り、「リエージュでは特に書き留めることはなかったな」と思った途端、

ちょっとしたことが生じた。

4時過ぎに、テレビ、電灯、エアコンがとつぜん止まる。

ちょうどバスにつかろうとしていたときだったので、

まず入ってから、といったんは湯舟に浸かったものの、そんな場合ではない、と思い直した。

服を着、ズボンを履き、靴も履いて、エレベータで降りようとすると、

階を示すランプが消えていて、エレベータは動いていない。

これはおかしいな、と思いながら、「やむをえない、階段だ」とひとつ下の階に降りたら、

その階でエレベータのドアが半開きになっている。

その脇にしゃがんで工具をいじくっているひとがいる。

「何かトラブルでもあったのか? 部屋の電気がぜんぶ消えてしまったのだが。」

「この通り全体の電気が消えた。カフェもレストランも皆、消えた」との話。

電気は2時間ほど経ってから、やっと回復した。

きょうの10%のビールは、ビールと安物のウィスキーの中間の味。

かんばしくない。これはダメだ。

ニシンとトマトのマリネを買ったつもりが、間違えたのか、中身はトマトとエビだった。

でも味はよかった。タルトとワッフルも上等。
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