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08-1.<< 8/11(月) ブリュージュの運河>>
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天気予報が外れて、わりとよい天気になったのはさいわい。
今日はブリュージュの周囲の運河を左回りに一周することにする。ほぼ、5、6キロはありそうだ。
ゲントの門の手前の跳ね橋が上がり、貨物船(はしけの大型)が通ってくる。
長さは30メートルほどもあろうか?
歩いてみて分かったのだが、運河に架かる橋はすべて跳ね橋か、
あるいは橋全体が上へ持ち上がるような仕組みになっていた。
橋が上がるとき、橋の両側の遮断機が下りる。
道路の信号機も赤になり、その間、車もひとも自転車も、待っている。
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運河沿いの散歩道をさらにゆくと
水路が逆トの字型(┫)になっていて、
吊り橋のような感じの橋が架かっていた。
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われわれが渡ってゆくと、向こうでオジさんがその橋の端の扉を閉める用意をして、待っている。
礼を言って通り過ぎる、と同時に扉にカギを掛けた。
「なぜ鍵をかけるのか?」と聞いたら、「舟が通る」と言う。
おじさんは橋を渡り、向こう端の扉にも鍵を掛けて、少し離れた場所にある小屋に入った。
すると、橋全体が(ワイヤーで引き上げられて)上昇し始め、
その後、完全に上がると、右方からボートがやって来た。
しばしその光景を眺めてから、ふたたび北へ向かった。
十字の門、その先の風車群を眺めつつ、北の端に至り、
そこから西へと円を描くように、少し歩き、緑地帯でひと休み。
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サイクリングを楽しんでいる人が多い。
老いも若きも軽快車でスイスイとゆく。
次いで、ロバの門の脇を通り、
ずっと南に下って、
鍛冶屋の門のところから町なかへ入り、
ザンド広場に出て、
インフォメイションを探す。
広場の南の端の新しい建物がそうだった。
観光客でごったがえしている。
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cité de:Baedekers Reiseführer, Benelux, 1988
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市内地図を求めて、奥の右はしのカウンタの兄ちゃんに聞いたら、
「番号待ちの券を引いてくれ」
その通りにしたら、表示画面には「carte は(地図の)自動販売機で買え」との指示。
指示通りにするも、器械はまるで反応なし。金が戻ってくる。
2、3度やってみたが、結果は同じ。
次に並んでいた他の人も、同じことを繰り返しているが、全然ダメ。
それでカウンタの中ほどにいるおネエちゃんに、
「装置が動かなくて、地図が買えない」と言うと、
「ここで、差し上げる。50ソンティム」と、簡単に手に入った。
あれこれの係員に当たってみるべき。
昨日と同じスーパーで、あのうまい何とかゴールドという缶ビールが見つからない。
瓶のものはあったので「これの缶はないか」と、脇で片付けをしていた兄ちゃんに聞いた。
「ソルディ(売り切れ)」とのこと。
途中の店でワッフルをひとつ。1.75の支払いに、小銭をまじえて支払おうとして、少し手間取った。
と、その店のネエチャン、とたんに無愛想になった。こういうひとはどこにでもいる。
ホテルに帰ろうとして道を間違え、ホテルの向こう(東)500メートルの運河に出てしまった。
大回りをして宿にたどり着く。 |
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