'08年・ベネルクス回遊 >>
04-1.<< 8/7(木) 一路南下、アントヴェルペン(アンヴェール)>>
ホームに 8.28発のタリスが入ってきた。

これに乗ってしまおうかと、試しに車掌に聞いてみたが、

(予約と追加料金の必要な列車ゆえ)断られる。

Thalys 9314
「次の(8時56分発)インタシティ(ブリュッセル行き)に乗ってくれ」

アムステルダムを出るときは、曇天だったが、まもなく雨が降り出し、

ハーグ、ロッテルダムを過ぎるころは本降りになる。

が、ドルトレヒトを過ぎたら晴れてきた。

アントワープの駅は、ホームが3層(?)になっている。

まだ早い時間(11時半)だが、ホテルの部屋はもう開いていた。

ひと休み後、ルーベンスの家、ノートルダム大寺院(Kathedrale)と、西へ向かって歩き、

その手前の総菜屋で、例の生ニシンを見つける。
軽く薫製にしたもの、

生ニシンと野菜を混ぜ込んだたもの、

生のラックス(紅シャケ)で

合計8ユーロ。

また雨が降り出した。

aus: Baedekers Reiseführer, Benelux;
Karl Baedeker GmbH, 1988
途中からは風混じりで、土砂降りになった。

洋服店に飛び込んで、しばし雨宿り。

小降りになったので、買い物をしながら、ホテルに戻る。
〜〜〜〜
部屋で着替えをしていて、ハッとした。パスポートがない !?!

と家内が「フロントに預けたんじゃないの?」

そうか、が記憶にない。慌てて着直して、靴を履き、下のフロントへと急ぎ

「パスポートを先ほど預けませんでしたか . . . ? 」と恐る恐る尋ねた。

フロントのオジさん、さっと手元の引き出しを開け、小生のパスポートを取り出し渡してよこす。

「これを失したのではなかったのは幸い!」と言って受け取る。

本当に幸いだった。預けたことをすっかり忘れしまっていた。

気をつけなければいけない。
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