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10-1.<< 8/15(水) 今度は東、ザルツブルクへ >>
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フロントで会計。「クライネス・ゲシェンク(ちょっとしたお土産)を」と
「ソーセージのパック」をくれた。「我々の昼食のときにいただきます」
EC563「Getzner Werkstoffe」はインスブルック9.30発。
これは、ブレゲンツ始発、ヴェストバーンホーフ行きのインタシティで、
われわれは、最後尾に乗る。
コンパートメントはインスブルックで、もう一杯になる。
途中の駅からも乗り込み、通路に立っているひともでてきた。祭日のせいか。
途中、イェンバッハのホームに、アッヘンゼー鉄道 (Achenseebahn) のミニSLが2編成
停まっていて、たくさんの家族連れが乗り込んでいるのが見えた。
窓際の若い男の二人連れ、その片方が、先ほど来、ケータイで延々としゃべっている。
もう一方は手持ちぶさた風だ。話が終わり、静かになった。
ザルツブルクまであと10分。どこかのコンパートメントで、何かどんちゃん騒ぎをやっている。
降りるときに脇を通って、気がついたが、その連中、禁煙車なのに、タバコを吸っていたようだ。 |
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駅から見当をつけて、歩き出し、辺りを見渡し、さてどこか、と思ったら、
目の前に、目立たない、今夜の宿が見つかる。入り口が脇にある。
フロントには、中年の男がいて、やはり、まだ部屋は塞がっているとのこと。
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オーストリアのホテルは、チェックアウトが、
そして部屋の掃除が「遅め」で、午後2時か3時ごろのようだ。
必要事項を書き込んでから、荷物を預けて、外出。
リンツではホテルからの出だしに、
位置と方向をよく確認しないで歩き始め、苦労をした。
今度は、ホテルのカウンターの男に、
「何度も尋ねて、申し訳ないが」と断って、道筋をよく確認した。
「ぜんぜん迷惑ではない」といって、
言葉づかいと態度は一見ぶあいそうだが、
それでもきちんと、説明をしてくれた。
地図をカウンターに拡げ、
それをぐるっと回して、道の方向に合わせ、
「ホテルの前の道はこれだ、右の方向へ行けば、街だ」
と示してくれた。
こんどはよくわかった。しかもほとんど一本道。
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Der Stadtplan oben ist aus TOURISMUS SALZBURG GMBH, September 2006
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シュターツ橋(Staatsbrücke)を渡り、(旧)市庁舎のアーチを潜ってからすぐに、
左へ折れ、Judenasse(ユダヤ人小路)を通って、モーツァルト広場(Mozartplatz)へ出る。
ついで、右手へ、レジデンツプラッツを通り過ぎて、祝祭劇場前を通る。
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この劇場前の Hofstallgasse の
ずっと先まで歩いて、
端のところから、
ぐいと右に深く曲がって、
ゲトライデガッセ、
あとは橋を目指して、
適当な「通り抜け」を北へ向かう。
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aus: Baedekers Reiseführer,Österreich; Karl Baedeker GmbH,
Ostfildern-Kemnat bei Stuttgart, 1988
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祝日ゆえ、店は、みやげもの屋を除き、閉まっているが、
専門店のショーウィンドウには、わりとよい品柄が、並べてある。
ひとの身なりも、心なしか、上品に見える。
コンサートへゆくのだろう。正装したしたひとも、あちこちに。
マルカルト小橋(Markartsteg)を渡る。
ミラベル公園を斜に横切って、右側のもと来た大通り(ライナーシュトラーセ)へ出る。
ホテルの前まで来てから、周囲を探索してみようと(1区画を)ぐるっと回って見た。
しかし、場末の飲み屋街といった雰囲気で、あまりよい環境とは言えない。早々に退散する。 |
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品のよいおばあさんがフロントにいて、丁寧に応対してくれる。
部屋は2階のスュット(スィート)。
天蓋付きのベット、家具調度品も木製で、落ち着いた造りである。
すぐにバスに入った。ゆっくりと疲れをほぐせる感じの、具合のよい湯舟だ。
これで街路の概略、配置がよくわかった。
あすはモーツァルトの生家などを訪ねるつもりだが、場所は簡単に見つかる、というわけ。
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