'07年・オーストリア縦断
08-1.<< 8/13(月) 西の彼方のインスブルックへ >>
朝のテレビの天気予報: リンツ、朝13℃、日中1820℃。

インスブルック、日中、にわか雨あり。

外に出たら、霧がかかっていて、肌寒し。

電光掲示に、「列車は5番線、乗車口は AからDまで(の範囲)」と出ていた。

D
の端(列車の先頭の位置)まで歩く。
ヴィーン・ヴェストバーンホーフ発

チューリヒ中央駅行きのユーロシティ

「マリーア・テレージア」(EC160)は、

5、6分遅れで入って来る。
他にも数人、この端の場所から乗るひとがいたが、最後に乗っても、4人席にありついた。

列車が走り出した。乗り心地は快適。日も差してきた。

インスブルック着12.30なので、11時半に、車内で昼食。

ちょっとしたテーブルが脇に付いているので、食事をするのに不便はない。

ビール、粗引き粉のパン、乾燥サラミ。これだけあれば、昼は十分。
〜〜〜〜
ホテルは歩いて5分。駅から西へ、電車通りが2本。その間の道を西へゆけばよい。

電車の軌道は歩く時には好都合な目安になる。

Boznerplatz という小さな公園のところまで歩いて右折し「すぐ右手の建物」

と地図であらかじめ見当はつけておいたが、

今日はめずらしく、ぴったりと、無駄なく辿り着いた。

例のごとく、まだ部屋は掃除中とのこと。荷物だけ部屋に残して外出する。

右回りに大回りをして、橋を渡り、小橋を渡って帰って来る。

いい町だ。アルプスが迫っている。

ホーフブルク(王宮)の脇のガッセや

ヘルツォーク・フリードリ・ヒシュトラーセは

土産物屋ばかり、観光客でごった返している。

Maria-Theresien-Strasse を下り、

行きがけに見かけた凱旋門(Triumpgpforte) の

近くのスーパーマーケットへ。

途中でも、二度ばかり、

「オーストリア産の上等のヴァインを」

と求めたのだが、置いてなかった。

ここでも同様。

aus: Baedekers Reiseführer, Österreich; 1988
€9では、値段からして、よいものではあり得ない。

€10.9
の白(ヴァイスヴァイン)のトロッケン(ドライ)があったので、試しに買ってみる。

宿で飲んだが、これは口当たりがよく、一本を空けてしまった。また明日も、買おう。

ボックヴルスト(Bockwurst:茹でたソーセージ)があった。しばらく振りの味。

モツァレッラも、酸味があって、うまい。マンゴー、固めだが、とてもうまい。

十分な量のモツァレッラと大きなマンゴー、どちらも、ほぼ百円。

部屋はシンプルで、今風な造り。機能的で、いちおう十分な広さはあるが、やや殺風景。

湯舟はなく、シャワー。今回の旅で、浴槽が付いていなかったのはこのホテルだけ。

明日の食事はまだ食べていないが、これで、「3ベットの部屋」とはいえ、宿料 €170 は、高い。

が、観光の町で、シーズン中ゆえ、仕方がないか。
〜〜〜〜
駅の案内所で、ザルツブルク方面行きの小冊子を見つけ、念のため、係員にも聞く。
「もっとわかりやすものをやる」と、

一枚のペラの時刻表に、

蛍光ペンで印を付けて

渡してよこす。
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