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09-1.<< 8/11(金)一日掛かりのアルハンブラ >>
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ここのホテルの朝食は、隣のレストランで。
チーズ、そして生ハムがうまい。
スペインの生ハムは、熟成させたもののようで、香りと味が際立っている。
並みの生ハムではない。
パンもコーヒィも申し分なかった。 |
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アルファンブラまで、宿から徒歩で40分。
「ザクロ(グラナダ)の門」に着いた。
このときまで、グラナダがザクロということに、気がつかないでいた。
そう言えば "The British Grenadiers"「イギリスの擲弾兵」という歌があった。
門を抜け、林の間の道を歩いて、チケット売場へ。
窓口近くの係員に聞くと、
「チケットを持っていないなら、右の列へ並べ」、と言う。
見ると、文字どおりの長蛇の列。
はるかかなたまで、うねうねと人の列が続いている。
そして、みんな整然と、辛抱強く待っている、という様子。
我々は、列の最後を探し求め、坂道をどんどん登っていった。
そして、ようやく、最後尾に辿り着いた。 |
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午前9時から待ち始め、12時過ぎになって、やっと、
売場の手前20メートル、というところまで進んだ。
20分おきぐらいに、チケットの残り数のアナウンスが、西英仏伊語の順番で、流れる。
11時には、もう
「午前中のチケットは売り切れ、2時からのチケットを売っている」との放送。
待つ人のラインがちょっと途切れたとき、見知らぬ父子がそばに並んだ。
「みんな並んでいる、あなた方はラインの後ろに行くべきだ」と言ってやったが、
「全然わからない」、という仕草をし、それでも少しだけ下がって、我々の後ろに着く。
しつこく言うのはやめにして、ほおっておいた。
数分後、後ろを振り向くと、いつのまにか、二人はいなくなっていた。 |
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ひたすら待つこと3時間半。
12時半に、やっとチケットを手にれた。
午前中いっぱいかかって手に入れた貴重なチケットだ。
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入場は14時以降、
宮殿に入れるのは、16時半から17時まで、となっていた。
外の木陰のベンチで昼食を取り、 |
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ひと休みをしている間に、入場の時間になった。
なかに入るだけで、手間ひまがえらくかかる、というのも、そう悪くはない。
きょう一日かけてのアルファンブラ宮殿訪問、でけっこう。
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夏の別荘、庭園というヘネラリフェ(Jardín de Generalife) は、水がふんだんに用いられている。
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シエラ・ネバダ (Sierra Nevada) の雪解け水との由。
そこからアルカサバへ。
アルバイシン (Albaicín) 地区が見える。
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aus: Der Neue Brockhaus, 6.Bd. Atlas,1975
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アルカサバがアルハンブラの最古の部分で、9世紀に出来たものらしい。
薄茶でまだらの屋根の色が特徴的だ。
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カルロス5世宮殿を
ちらっと見てから、
アルハンブラの核心
Paracios Nazaries
(ナスル朝宮殿)へ。
贅を尽くした造りの
薄茶でまだらの
屋根の色が特徴的だ。
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aus: Baedekers Reisefüher, Spanien; 1992
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アルハンブラ全体の規模は大きい。ゆっくり見て回るには、
「王宮への入場が、午後4時半から」というのは、ちょうどよかった。 |
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