|
05-1.<< 8/7(月)コルドバの迷路探索 >>
|
|
きのうは日中の気温が36℃で、たいへんな暑さと思ったが、
きょうはそれどころではない。
午後2時、町の通りの電光掲示は38℃。日なたは、焼けるように暑い。
今回の旅は、朝食付きのところが少ない。6つのホテルのうち3箇所だけ。
そのうちの1箇所の朝食代金は(ひとり€16と)法外なので、やめにする予定。
それで、2箇所だけ。
というわけで、ここのホテルも朝食は出ない。
それゆえ、部屋で食事を取り、
最後の日の旅行までの指定券を、このコルドバで手に入れてしまおうと、
8時ごろ、駅へ向かう。 |
〜〜〜〜
|
ホテルから駅まではすぐ、ものの4、5分。
インフォメーションを覗くと、待っている客はまばら。
7、8分待つと、順番になる。
4つの予約を申し出る。
もう要領はすっかり覚えたので、指定をすることに慣れてきた。
が、あいにく、今日は、相手の受け付けの係り員が、年輩の人で、
しかも、この部署の担当は初めての様子である。
キーボードの操作に、まだまだ不馴れで、もたくたしている。
斜め後方の快適な椅子に、この人よりは若い、上役と思しき中年の男が陣取り、
ふんぞり返って、あれこれ指示をしている。
見ていると、ときに左隣りの窓口の係の指導もする。
まだ朝早くで、予約などの申し込みのひとも少ない。
研修の時間帯なのかもしれない。
ともかく、受け付け係が発券に手間取っている間、辛抱づよく待つしかない。
じつに緩慢なペースだったが、それでも4つのうちの3つまでの予約ができた。
残りのひとつは、マドリッド発セゴビア行きのレヒオナールだが、
|
「その予約はここではできないから、
マドリッドでやってくれ」、との話。
レヒオナールの予約ができないのは
たいしたことではない。
|
|
コルドバ駅で予約したAVE (Sevilla 発9時)の指定券(1枚€10)
|
|
ともかく、これで面倒な予約がほとんど済んだ。 |
〜〜〜〜
|
昨日のように、旧市街の小路を適当に南へ下る。
Mezquita(メスキータ)に入ってみた。
巨大なモスクだが、なかに(キリスト教の)カテドラルが混在している。
互いの教徒の征服、再征服の歴史の反映だのだろう。
広さは、200m×150m ほどもある。
|
〜〜〜〜
|
シナゴーガ(シナゴーグ、ユダヤ教会)を探し求めて、迷路の中を、何度もひとに聞き、
建物の間の細い石畳みの道を、右に左に、数え切れないほど曲がる。
|
「シナゴーグはどこにありますか?
右、左、まっすぐ、何分、何キロ?」で、
だいたい通じる。
やっと探し当てたが、
あいにく、今日(月曜)は休みで、門が閉じていた。
中へは入れない。
ついで、ゲットーへの入口の門、
プエルタ、デル、アルモドバールに、
|
|
フデリーア(judería)は ghetto の意、
Catedral とあるのは Mezquita
aus: Baedekers Reisefüher, Spanien; 1992
|
|
やはり土地のひとに聞きながら、辿り着く。
ちょうどよい休み場所が、門の外、左手にあった。
うまいぐあいに、周りに木立もあり、日陰になっている。 |
〜〜〜〜
|
昼食後、また、小路を、適当に、北東へ歩き、
朝に下ってきた元の道に出る。テンディーリャス広場が目印。
家内が皮製品の店で買い物をする。
若い店主が、
「自分たちのファクトリィで製造し、販売をしています。20%値引きします」と言う。
珍しく、流暢に、英語をしゃべる。
さらに北上し、イングレスというデパートに入る。
これは、全国チェーンの、スペインでは最大のデパートのようで、
今回まわった都市のほとんどにあった。
ここのは、5階(6階)がスーペルメルカードになっていて、品揃いが、じつに豊富で、
乾燥ハム、乾燥ソーセージの類いは、小振りなものから、巨大な塊に至るまで、
山ほど、吊り下げ、また並べて、置いてある。
|
〜〜〜〜
|
部屋に戻るも、まだ2時半。
きのう言われたように、エアコンのスィッチはまだ入っていない。
3時10分になって、やっと動き出す。 |
|
|
|