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03-1.<< 8/5(土) 悪戦苦闘のアビラ行 >>
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7時半過ぎに朝食。
食事代は、昨日のように現金で支払う。
しかも、レシートをよく見ると、フロントを通すよりも、7%割安だった。
フロントは、7%の付加価値税に、さらに7%を上乗せしている。
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8時半に出発。
地下鉄6号線に乗り、パシフィコで1号線に乗り換え、アトーチャ・レンフェで降りる。
昨日のインフォメーションに行ってみる。
並んでいるひとは2、3人だけ。少し待って、順番になった。
レイルパスへのスタンプを要求した。
すると、「ここではできない。別のインフォへ行け。」
「きのう、使用日の今日は、ここでスタンプを押すことができる、と聞いた、」
と言い張っても、受け付けない。
ぜんぜん話が違うが、ここで押し問答をしても無駄だ。
別の、大きめのインフォメーションへ行く。
順番待ちのカードが必要なようで、その発券機が脇に置いてある。
見ると、今日の乗車券用のスイッチと他日用の券のスイッチとがある。
念のために両方の券を貰っておく。
14、5分で、当日用の券の順番になる。窓口にゆき、スタンプは押してもらえた。
が、「アビラ行きの列車のうち、このアトーチャ駅から出発するのは、
朝9時発のタルゴ(特急)だけ、(もう9時は過ぎていた。)
他はチャマルティーン駅発だ。ゆえ、チャマルティーンへ行け」とのこと。
やむを得ない。
「それでは明日のコルドバ行きのタルゴを予約したい」、と伝えると
(これらの会話はみな、怪しげな混合言語でのやりとり、英語だけでは用が足りない)、
「他日用の窓口へ行け。」
さきほど他日用の番号ももらっておいてよかった。
さらに15分ほど待って、順番になり、明後日のコルドバ行きのタルゴの予約を手に入れた。 |
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それからふたたび、
マドリッドの南端のアトーチャ駅から、北の端のチャマルティーン駅まで、
地下鉄を2度乗り継ぎ、 30分ほどかかって、やっと辿り着いた
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地下鉄の改札を出たところに窓口が見えたので、
地下鉄の路線図をもらっておく。
広げてみたら、
現在工事中で運休している路線が、6箇所も、点線で示してあった
(右図の黄色の丸印)。
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空港からの8号線の一部も
それに含まれていた。
これでは、路線を利用するときに、
あいだを縫うようにしなければならない。
改札を出た先は、
すぐコンコースになっていて、
レンフェ(チャマルティーン駅)の
各ホームにも、 |
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直に出られるようになっていた。しかし、我々の列車の発車番線がわからない。
発車(11時)まで、あと1時間ある。
近くにモニターがあったので、20分ほどだろうか、待ってみた。
が、画面には、なかなか予定の列車が出てこない。
少し気になったので、ホーム(1番)に上がってみた。
すると、何としたことだ、ホームの向う端に、駅舎が跨がっているのが見える。
念のために聞いてみようと、インフォメーションに行く。
またもや並ばざるをえない。
順番が回ってきてから、わけを言い、11時発の列車は予約が必要かどうか尋ねた。
すると、「必要だ」、と言って、キィを叩いて調べていたが、
「もう席は一杯だ、11時半の列車なら可能だ、20番の窓口へ行け。」
行くと、「13番へ行け。」
13番の窓口では、「今日の受け付けは、隣の14番だ。」
そういえば、13番には人が並んでいなく、14番に7、8人の列が出来ていた。
それで、また、もう15分ほど待ち、ようやく、今日のアビラ行きの座席券を手に入れた。
「帰りの列車の座席券もほしい」、と言うと、
「それはアビラ駅で買ってくれ。」 |
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初日は、まったくもって、悪戦苦闘。
ホテルを出てから3時間、やっとのことで、
(アビラ経由)レノン行きのレヒオナール・エクスプレス(ローカル線の急行ぐらいか)
に乗り込む。
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車体の色は継ぎはぎだらけに見え、
オンボロ電車か、に思えたが、
案に相違して、中身は上等、快適な車両だった。
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アビラでは、帰りの予約(16:15 発の RegionalExpres) がすぐに出来た。
やりとりも、もたくたせずに済んだ。
出だしに躓いたが、何とか軌道に乗ってきた。 |
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「アビラの城塞巡り」は申し分なし。
まず、向かって正面の左の城壁に上り、いったん降りてから、右の城壁に上った。
右の壁を、町の周囲をほぼ半円を描くように奥まで歩き、そこで下に降りた。
あとは町を適当に横切って、門を出て、駅へ。
終わりよければ、すべて良し。
帰りの電車は割と空いていた。
地面はカラカラ。
アビラは、荒れ地に城壁の感。
車窓からの乾燥し切った土地の景色も独特で、我々には珍しい。
「草刈り機」なるものは、スペインにはまるで必要なし、ではないか。
田舎の未鋪装の道路に、窪みは全然なく、白く、まっ平ら。
車中、1時間20分、ノンストップでチャマルティーンに着いた。
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明日は日曜日ゆえ、きのう見つけたスーパーへ買い出しに行った。
近道も見つけ、片道、10分弱。割と近い。 |
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